
2026年度のホームページファミリー代表のHです。
2026年4月18日にパートナー登録会が開催されました。ホームページファミリーでは、会場を少しでも楽しく、横断的に回ってもらえるように、スマホで使えるスタンプラリーを作ってみました。
しかも今回は、ただ作るだけではなく、AIに相談しながら進める「バイブコーディング」という新しいやり方にも挑戦しました。AIと会話しながら、画面や動きを一緒に組み立てていくような作り方です。
この記事では、そもそも登録会とはどんな場なのか、どうしてスタンプラリーを作ろうと思ったのか、実際にどんなことができたのか、当日の様子や反省点も含めてまとめてみたいと思います。
登録会とは?
登録会は、毎年4月に開催される、新入生の保護者の皆さんにパートナーズの活動や各団体のことを知っていただくためのイベントです。各団体がそれぞれ工夫を凝らしたブースを用意し、活動の魅力を伝えながら、入会につなげていく大切な機会でもあります。

それぞれの団体にはそれぞれの特色があり、実際に見たり話を聞いたりすることで、「こんな活動があるんだ」と知っていただける場でもあります。
その一方で、どの団体も工夫を凝らして発信しているからこそ、特定の団体だけで終わるのではなく、できるだけさまざまな団体を回ってもらえたら、もっと新しい発見があるのではないかと考えていました。
最初はあまり意識していなかった団体でも、実際に見たり話を聞いたりすることで、新しい興味や関心につながることもありますし、場合によっては、もともと予想していなかった団体への入会につながることもあるかもしれません。
だからこそ、「少しでも会場を横断的に回るきっかけを作れないか」「見て終わりではなく、参加しながら知ってもらえる形にできないか」と考えたのが、今回のスタンプラリーの出発点でした。
どうしてスタンプラリーを作ろうと思ったのか
登録会では、どうしても目立つ場所や知っている団体だけを見て終わってしまいやすい面があります。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。ただ、せっかくいろいろな団体が参加しているなら、もう少し自然に会場を回ってもらえるきっかけがあるといいのではないか、と思いました。
そこで考えたのが、スタンプラリーです。
去年(2025年)の東京科学大学の学園祭に行ったときに、スタンプラリーの企画がありました。各団体の展示スペースにあるQRコードでスタンプを一定数貯めると粗品をもらえる、という企画をやっていたのですが、これがヒントとなりました。

スタンプラリーなら、特定の場所だけで終わらず、会場全体を横断的に回るきっかけを作りやすいと考えました。単に説明を読むだけよりも、次の場所へ進む理由が生まれやすく、会場全体を見てもらう流れにつながるのではないかと思ったからです。
また、今回は「かわいい」「ちょっと面白い」と思ってもらえる見せ方にもしたいと思っていました。まじめな案内だけではなく、親しみやすさも少し入れたかった、というのも理由のひとつです。
今回のスタンプラリーでやりたかったこと

今回、やりたかったことは大きく分けると次のようなものでした。
- アプリを入れなくても参加できること
- QRコードを読むとスタンプが増えること
- 各団体のマスコットやアイコンをスタンプとして表示すること
- パートナーホームページの紹介ページに簡単に遷移できること
- できるだけ短い準備期間でも形にできること
「アプリを入れなくても使える」というのも、今回かなり大事にした点でした。登録会のその場で使うものなので、手順が増えると、それだけで参加のハードルが上がってしまいます。できるだけすぐ使える形にしたいと考えました。
また、実際に「スタンプラリーをやろう」と決まってから当日まではあまり時間が取れませんでした。そこで、短期間でもできるだけ形にしやすい方法として、AIに相談しながら画面や動きを作っていく『バイブコーディング』というやり方を試すことにしました。
スタンプラリーの詳しい仕組みや作り方(バイブコーディング)そのものは、次回の記事でご紹介したいと思います。
作る中で工夫したこと
今回のスタンプラリーでは、ただスタンプを集めるだけで終わらないように、いくつか工夫したことがありました。

- ホームページへの導線を設定したこと
スタンプラリーからホームページへの導線を設定し、団体の詳細情報を見てもらえる流れを作りました。
当日は普段の5~10倍以上のアクセスがありました(上図参照)。 - ちょっとした動きを入れて、触る楽しさを出したこと
スタンプを押したときやアイコンをタップしたときに、少し動きが出るような仕掛けも入れました。小さな工夫ですが、少しでも楽しく触ってもらえたらと思って入れた部分です。 - 仕組みを複雑にしすぎなかったこと
不正を完全に防ごうとすると、どうしても作るのが大変になってしまいます。そこで今回は、紙のスタンプラリーと同じくらいの感覚で参加できることを大事にして、無理のない範囲の仕様にしました。 - 各団体の印象が残るようにしたこと
各団体を象徴するアイコンをスタンプに使うことで、「どの団体を回ったか」が少しでも印象に残るようにしました。この部分は各団体にもご協力いただきながら作りました。 - キャラクターが成長する楽しさを入れたこと
スタンプを押すごとに、卵から少しずつ成長していくような仕掛けを入れました。「全部集めたらどうなるのかな」と思いながら、最後まで回りたくなるような流れを意識しました。

登録会当日の様子
当日は、実際にスタンプラリーを楽しんでもらえている様子が見られて、とても嬉しかったです。
まず、現パートナーズのメンバーがぞろぞろと集まりながらスタンプを集めている様子がとても楽しそうで、見ていて印象に残りました。これまであまり会話する機会のなかった方同士が話すきっかけにもなっていて、横のつながりが生まれていたのもよかった点のひとつです。
新たにパートナーに参加する動きもあり、スタンプラリーが交流と参加のきっかけにもなったことを嬉しく思いました。
新入生の保護者の皆さんも、会場を回りながら楽しそうに参加してくださっていました。スタンプラリーを通じて、いろいろな団体を見ていただくきっかけになっていたように感じます。
会場では、キャラクターの変化を見て 「かわいいー」、「生まれたー」 という声が聞こえてきたのも嬉しい場面でした。こうした反応があると、工夫して入れた仕掛けがちゃんと伝わっていたのだなと感じます。
また、「これつくったんですか? すごいですね!」 と驚いて声をかけていただくこともありました。準備は大変でしたが、そうした反応をいただけたことで、頑張って作ってよかったと思えました。

アンケートの結果を見ると、下記のような声が聞かれました。
- スタンプを集める仕組みがよかった
スタンプを集めていく仕組みそのものが楽しく、参加するきっかけとして分かりやすかったようです。 - 各団体を回るのが楽しかった
会場の中を実際に回りながら各団体に触れられることが、楽しさにつながっていたようでした。 - 達成感がよかった
スタンプが増えていくことで達成感があり、最後までやってみようという気持ちになりやすかったようです。 - 短時間で回れた
短い時間でも参加しやすく、気軽に回れる点がよかったという声がありました。 - キャラクターがかわいかった
キャラクターがかわいく、スタンプラリー全体を親しみやすい雰囲気にしてくれていたようです。
スタンプラリーのように、少し参加型の仕掛けがあるだけで、ただ案内を見るだけとは違う空気が生まれます。「せっかくだから次も見てみよう」という流れが少しでも生まれていたなら、作った意味はあったと思っています。
残念だったのが、当日はバタバタとしていたため、スタンプラリーをやっている方の様子を写真に撮ることができなかったことです。。。
やってみて分かった反省点
一方で、やってみたからこそ見えてきた改善点もありました。
- スタンプの場所が少し見つけにくかったこと
スタンプのある場所が分かりづらく、探しながら回る必要があったようです。 - 次にどこへ行けばよいかが少し分かりにくかったこと
参加する方が迷わず回れるように、案内の出し方にはまだ工夫の余地があると感じました。 - 混雑していて回りにくい場面があったこと
時間帯によっては人が集中し、少し動きにくさを感じる場面もあったようです。 - 同じ教室に2つの団体がある場所では少し分かりづらかったこと
同じ教室内に複数の団体がある場合は、どこにスタンプがあるのか少し迷いやすかったようです。 - スタンプを集めると何がもらえるのかを最初に知りたかったこと
最初にゴールが分かることで、もっと安心して参加しやすくなったかもしれません。
今回の経験を通じて、スタンプラリーは作るだけでなく、どう回りやすくするかまで考えてこそ、より良い形になるのだと感じました。
一方で、iPhoneでInstagramのQRコードを読み込むと、集めたスタンプがクリアされたように見えてしまうことがあり、この点は現在も確認を進めています。また、印刷したアンケート用QRコードのURLに誤りがあり、アンケートにご協力いただける機会を減らしてしまいました。こうした細かな部分も含めて、次回はもっと丁寧に確認したいと思っています。
まとめ

今回の登録会では、会場を少しでも楽しく回ってもらうために、スマホで使えるWebスタンプラリーを作ってみました。
AIに相談しながら進めることで、短い期間でも形にしやすくなった部分はたしかにありました。一方で、実際に現場で使うものは、作って終わりではなく、当日の流れや導線まで含めて考える必要があることもよく分かりました。
反省点はたくさんありますが、まずは実際にやってみたことで見えたことが多かったのは大きかったです。
翔鷗祭(文化祭)でもスタンプラリーを計画していますので、今回の経験を活かして、分かりやすく、参加しやすい形にできたらと思っています。

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